2018年5月下旬。
治療についての詳しい説明を受けました。
内容については、すっかり忘れていました。
担当の先生が説明をしてくれながら記載されたような気がします。
腫瘍が「大きい」と言われました。
5cmを超えている、と。
けれど、医療関係者でもない私にとって、5cmという数字がどれほどのものなのか、正直まったく実感がありませんでした。
それまで乳がんについて深く考えたこともなく、大きさの基準なんて、知る機会もなかったからです。
そんなに大きな腫瘍があるのに、すぐに切除しなくていいの?
明日にでも治療をスタートしなくていいの?
そのことにも、私は驚いていました。
「緊急手術」みたいなものを、どこかで想像していたのだと思います。

右上にある記載、右乳がん Stage ⅢA、T3N1M0とLuminal B type。
その意味を改めて整理したいと思います。
Stage ⅢA
ステージ3、ⅢA期
(私の場合)5cm〜腋窩リンパ節か内胸リンパ節に転移がある。
乳がん 治療:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]
T3N1M0
T(腫瘍)=主に腫瘍の大きさ
T3は5cm以上。N(リンパ節)=周囲のリンパ節への転移状況
N1は1〜3個のリンパ節にがん細胞が存在していることを意味します。M(転移)=身体の他の臓器への転移の有無
遠隔転移なし。
Luminal B type
ルミナルタイプの乳癌(ホルモン受容体陽性乳癌)は、エストロゲン受容体(ER)やプロゲステロン受容体(PR)が陽性であるタイプの乳癌で、ホルモン依存性の腫瘍です。
このタイプの乳がんは、ホルモン療法が治療の中心となりますが、病期や個々の症例に応じて化学療法や分子標的療法も併用されることがあります。ルミナルB型:ホルモン受容体は陽性ですが、HER2が陽性であるか、またはKi-67の発現が高い場合が含まれます。
ルミナルA型よりも進行が早く、再発リスクが高いため、ホルモン療法に加えて化学療法や抗HER2療法が考慮されます。
ルミナルタイプの乳がんの治療法についての概略 - 乳がんセミナー
治療方針

①抗がん剤(EC4コース→Doce4コース)
腫瘍が大きいため、まずは小さくする必要があるとのことでした。
いきなり切除ではなく、先に全身治療を行う。
3週間に1回を1サイクル。
8回、合計24週間。
半年かけて点滴を続けます。
2018年6月、抗がん剤治療が始まりました。
「まずは削る」という作戦。
②手術
小さくなった腫瘍を、切除。
そして腋窩リンパ節郭清。
2018年12月、誕生日に入院。
翌日、手術。
③放射線治療
手術後の再発予防として、高エネルギーX線を照射し、見えないがん細胞を叩く治療。
月曜から金曜まで毎日通院。
2018年12月末から2019年2月初旬まで。
足かけ約3ヶ月。
④ホルモン治療
手術後の再発予防として、10年間、薬を服用します。

当時、HMOとか中の人。の「増殖気味」をよく聴いていました。
自分の体の中で、細胞が勝手に増えている。
そんなイメージと音楽がリンクしていたのかもしれません。
こうなる前年2017年から、全身がだるいと感じることも多く、仕事中にソファで横になることもしばしばありました。
個人事業だったからこそ、できたこと。
でも全ての責任も自分にある。
気づかないうちに、ずっと走り続けていたのかもしれません。
体が先に、ブレーキを踏んだのかも。

